倉庫では国内初、自動収納庫システム「Kardex Remstar」 美容室向け化粧品・美容器具卸の「きくや美粧堂」様 東日本エリアの物流拠点「East Logistics」に2基導入
アルテック株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長:張能 徳博 (ちょうのう のりひろ)、東証一部上場: 証券番号9972、以下アルテック)は、Kardex Remstar(本社:スイス、チューリッヒ)製 自動収納庫システムの国内販売をしているが、この度、10月18日より美容室向け化粧品・美容器具卸の株式会社きくや美粧堂(以下きくや美粧堂)様が、東日本エリアの中核物流拠点でもある「East Logistics」(東京都大田区)に、倉庫では国内初、縦型回転式自動収納庫「Kardex Remstar RS」を2基導入しました。
導入した自動収納庫システムの特徴
今回、きくや美粧堂様が導入を決めたシステムは縦型回転式自動収納庫で、高さ5.8mの装置の中に、幅3,050mm、高さ255mm、奥行628mmの棚が32個収納された装置です。ボタン操作によって、取り出したい商品の棚が取り出し口まで移動します。取り出し口には、セーフティセンサーがついており、作業者の安全や商品の保護に加え、機械音の防音、トレイが上下する際の風圧防止など、使いやすさと安全性を最大限考慮しています。また、商品を自由に持ち出すことができないことで、セキュリティ対策や商品管理にもなっています。
無駄になりがちな倉庫内の天井空間を有効活用し保管効率を高め、立体的に保管された棚が自動で回転して作業者の腰の高さでピッキングできるため作業者の負担が少なく、省人化にもつながります。
導入にあたって
今回の導入に際して、きくや美粧堂サプライチェーン本部は、「卸としては品ぞろえが勝負。出荷頻度の少ないものでも取りそろえておくことが大事。垂直回転棚はスペースを有効活用できるので、賃料の高い都市型物流施設に適している。将来的な自動化への第一歩と位置付けている」としている。