特徴
「棚が来るタイプ(Goods to Person)」の自動倉庫
Kardex Shuttleは一棚単位で棚を作業者に送り届ける縦長形状の自動倉庫です。 回転式のバーチカルカルーセルと異なり、指定した棚のみがリフトで届けられるため、高速で無駄が無く省エネです。トレーごとに独立したレールに収納するため、本体の偏荷重に制限はありません。
ピッキング作業者は最小限の歩数による定点ピッキングが可能です。
最小間隔25mmの
超高密度収納
入庫の際、センサーが自動で収納物の高さを計測し、棚の縦位置を自動調整。 上下の棚の最小間隔が25mmという、類を見ない超高密度収納を可能にします。
重量に合わせてトレーのタイプを選択可能
1棚あたりの耐荷重は250kg、500kg、750kg、1,000kgまでご用意しています。
棚のトレイ幅は1250mm~4,050mmの間で標準で11種類をラインナップ。
中小規模のネットショップ倉庫や
製造業における資材管理に最適
縦長形状で最大高さ30m。
パネル組み立て型のため構成変更が容易で、横に繋げて拡張も可能です。
入出庫を行なうための開口部は最大6箇所まで設置可能で、後付けも可能な柔軟なシステムです。
WMSによるKardex Shuttle複数台の統合管理により、御社の業務を最適化します。
作業者のミス(誤ピッキング)を抑止し
高速な作業をサポート
位置インジケーター
オプションライトポインター
オプションLED表示器
オプションピッキング/入庫の際に、対象の位置が直感的にわかるよう、お客様の棚の使い方に適した表示オプションをご用意しています。LEDの表示器は日本語対応が可能です。
徹底した時間短縮の追求
複数棚の同時搬送による効率化
オプション身長に合わせ棚の高さを調整
間口の下の指示ボタンで迅速操作
オプションKardex Shuttleには様々な入出庫業務の高速化・効率化のための機能が用意されています。
例えばダブルトレイ機能。通常1つの棚を順にピッキングしていきますが、先回りして次の棚が到着していると待ち時間が減少しスムーズです。このような機能が実現できるのも、一般の回転式バーチカルカルーセルとの違いです。
高い安全性
安全シャッター
光センサーによる自動停止
速度・効率の追求と同時に満たすべきは、作業者の安全性です。
手を挟む・巻き込む等の事故が起こらないよう、開口部は安全シャッターにより閉じられます。
作業者は、棚が到着するエリアに手を入れて良いタイミングがLEDによるステータス表示(オプション)と、光センサーによるアラート・緊急停止により3重に守られます。
収納物を保護する
棚毎に速度を変更可能
ユーザ管理機能によるアクセス制限
収納物を守ることは重要です。
自動倉庫は高速に動作するため、加速度(G)が掛かることで収納物が破損したりダメージを受けるリスクを回避しましょう。Kardex Shuttleでは棚毎に移動速度をコントロール可能です。
また、ユーザ管理機能により、収納物を盗難や事故から守ります。
各種マテハンツールとの連携
フォークリフトとの連携
間口にクレーンを追加
オプションマニピュレーターでの自動化処理
オプションコンベアとの連携
オプションバーコードスキャナー
オプションkardexの他の自動倉庫との統合
自動搬送ロボットとの連携
オプション自動フォークリフトとの連携
オプションKardex Shuttleは、1棚あたりの耐荷重最大1tと重量物に対応しています。
フォークリフトと連携するために棚を引き出したり、間口にクレーンを追加し持ち上げ・荷下ろしをサポートすることが可能です。
また、最新の物流ロボットとの連携による自動化も可能です。当社でご提供している自動搬送ロボットとの連携はもちろん、製造業のお客様では、マシニングセンタで加工した部品をマニピュレーターを用いてKardex Shuttleに収納することで、無人での24時間製造を実現している事例もあります。
優れた管理システム
当製品の優位性として、優れたソフトウェアがあります。
御社の業務に適したピッキング戦略の適用による時間の大幅な短縮はもちろん、日々ダイナミックに変更される収納物の自動的な最適化、常時ロギング、多様なオペレーターを活用できる21の他言語対応など、自動化された倉庫が性能をフルに発揮するための最適化機能、リアルタイムの中央管理を提供します。
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